2009年12月21日:ロジャー・ディーンの幻想画集 2009年12月22日:クラシックのお徳用パック/鳥人について 2009年12月23日:悪寒..[;_ _] 2009年12月24日:病院にて/録画メディアの棚卸し 2009年12月25日:マスク美人 2009年12月26日:熟成させた古本に 2009年12月27日:FPSとやら目次へ戻る 先週へ 次週へ
久々に志都呂イオン。久々に1Fの回転寿司で晩飯。
帰宅してから、さてそれでは猫も杓子もすなるりっぴんぐなるものを私もしてみむとてするなり、と思い立ったものの、どーやったらいいのかわからんので [;^J^]、iTunes が立ち上がっている状態でCDを母艦PCにセットしてみたら、あらあら、勝手に読み込んでやがんの [;^.^]。読み終わった時点で、どれどれ、と、iPhone をつないでみたら、あらあら、勝手に iPhone に入りやがんの [;^.^]。なんだ、こんなに簡単だったのか。どーりで、猫でも杓子でも猿でも犬でも出来るわけだ。(← こらこら。[;^J^])それに、予想以上に読み込み速度が速いな。なるほど、これなら大量リッピングもさほど時間はかからない。実際、私が知っている範囲でも、何百枚も(それ以上も?)リッピングしている人は珍しくなく、いったいどんだけ暇人なんだよ、と、これまで呆れ果てていたことであるよ。[;^J^]
「ドラゴンズドリーム ロジャー・ディーン幻想画集」(Roger Dean、ブルース・インターアクションズ)を読了。素晴らしい。イエスやエイジアでお馴染みのカバーアートもたくさん収録されているが、その製作過程の下絵や別バージョンも(オールカラーで)収録されているのが、値打ちである。彼は、「手を鍛える」ことの重要性を説き、理論的な取り組みが先行している現代の風潮(芸術・絵画分野に限らず)に警鐘を鳴らしているのであるが、全く同感である。実際、筆を持ったこともデッサンをしたこともないがフォトショップやイラストレーターの使い方にだけは長けている「アーティスト」たちが、世界中にうじゃうじゃいるわけであるが、彼らはいったい、どれほどの作品を創作できているのだろうか..(思わず、電子楽器/デスクトップミュージックに敷衍してしまいそうになったので、この話題は打ち切る。[;^.^])
昨日録画しておいたM1グランプリをプレイバック。昨年は見なかったので比較できないのだが、今年はなかなかハイレベルなのではあるまいか。優勝したのは「パンクブーブー」であるが、「笑い飯」や「NON STYLE」も、大変良い出来であったと思う。(私は、オードリーよりも NON STYLE の方が、実力は上だと思っている。)特に、笑い飯の「鳥人」に感動した。
目次へ戻るApp Store の TOP 25 の2位に、こんなアプリが入っていたので、インストールしてみた。
Classical Music Master Collection(115円)Top Selling App in Italy, Japan, & many countries! 100 hours of world's greatest classical favorites written by Beethoven, Chopin, Debussy, Dvorak, Mozart, Bach, Schubert, Tchaikovsky, Vivaldi, and others.
800 full tracks of the classical music performance from the best orchestras and ensembles around the world.
..と、威張っている [;^J^] のであるが、数えてみたところ、727トラックであった。(← 数えたのかよ [;^J^](← 暇なやつだ [;^.^]))まぁ、その程度のはったりは別に構わないのだが、「曲数」ではなく「トラック数」というところがポイント。交響曲や室内楽の各楽章が別々にカウントされているのはもちろん、たとえばゴルドベルクも変奏ごとに別カウントされるのである。まぁ、トラック分けされていること自体はありがたいが、「曲数」を普通の基準で数え直すと、165曲ということになる。(← 数えたのかよ [;^J^](← 暇なやつだ [;^.^]))それでも、115円なのだから1円/曲を切っており、激安ではある。
ラインナップは、錚々たるものである。ほんの一例を挙げただけでも、
・ハイフェッツの、バッハのヴァイオリンソナタ(複数)
・グールドの、バッハ「ゴルドベルク変奏曲」
・カザルスの、バッハのチェロ組曲(複数)
・バックハウスの、ベートーヴェンのピアノソナタ(複数)
・コルトーの、ショパンの前奏曲(複数)
・ターリッヒの、ドヴォルザーク「交響曲 第9番」
・クリュイタンスの、フォーレ「レクイエム」
・ワルターの、モーツァルトの交響曲(複数)
・ギーゼキングの、モーツァルトのピアノソナタ(複数)
・ヨッフムの、オルフ「カルミナ・ブラーナ」
・フィッシャー=ディースカウの、シューベルト「美しき水車小屋の娘」
・ホッターの、シューベルト「白鳥の歌」
..等など。ただし大問題なのは、これ以上の演奏データが「無い」ということである。録音年はおろか(管弦楽曲の場合)管弦楽団もわからない。ラフマニノフのピアノ協奏曲(第2番と第3番)に至っては、「フィラデルフィア管弦楽団」であり、指揮者どころかソリストも不明 [;^.^]凸。これは酷いなぁ..(ついでに書くと、ベートーヴェンやブラームスの交響曲の演奏者である「Furt」は、どうやら「フルトヴェングラー(Furtwangler)」のことらしいのだが、まことに不勉強ながら、フルトヴェングラーをこのように略記するのは、初めて見た。)
謎の欠落も、ある。ベートーヴェンの交響曲は、「第3番を除いて」全て収録されているのだが、普通の発想では、こういうラインナップは組めない。また、グールドの「ゴルドベルク変奏曲」(旧録音)は「前半だけ」であり、第2変奏も欠落している。これは全く、理由がわからない。
どうやら、このソフト(データ集)を作った人は、クラシック音楽のことをよく知らないのである。著作権が切れた古い音源(CD)から適当にリッピングしてコンパイルしただけなのである。とはいえ、データ不詳ながらも、基本的には「間違いのない」名演が山盛りで、165曲。それが僅か115円なのだから、目くじらたてるほどのことはない、と、鷹揚に構えるべきだろう。
お笑いネタの笑えるニュース。
M1グランプリ 笑い飯の「鳥人ネタは鳥男のパクリだ!」と漫画家
http://getnews.jp/archives/41969
その鳥人だが、実はまったくと言っていいほど同じ容姿(と思われる)キャラクターが、10年以上前から存在していたことが判明した。そのキャラクターは鳥男(とりおとこ)と言い、首から下が人間で、頭は鳥。鳥と人間の境い目は見えないように隠している。ほぼ、いや、まったく鳥人と鳥男は同じと言ってもおかしくない容姿である。鳥男は『ヤングジャンプ』や『スピリッツ』での連載経験を持つ漫画家・見ル野栄司(みるのえいじ)先生が創作したキャラクターで、現在も見ル野先生の漫画にたびたび登場している人気キャラクターである。
このことに関して編集部は見ル野先生に取材をしたところ、「ファンの方から鳥人は鳥男のパクリだ! というメールをいただきました。笑い飯が話していた鳥人の容姿を聞いて、私も似ているなあと思ったのですが、権力的にかなわないので怒らないでおきます。笑い飯が好きなので応援していますよ」というコメントをいただけだ。
現在、見ル野先生の描いた鳥男は『comicリュウ』という漫画雑誌で連載中の『敏腕! インコさん』に登場している。鳥人と鳥男がどれだけ似ているか、自分の目で確かめてみるといいかもしれない。
2009.12.22 21:12:11 by ガジェット通信..大笑い海水浴場 [^.^]。鳥の頭に人の胴体というキャラクターの、何が珍しいものか。エジプトのホルス神のことはさておくとしても、私が笑い飯のこのネタを見てすぐに思い出したのが、20世紀最大の幻視者のひとりであるマックス・エルンストが生み出した、20世紀のシュルレアリスムの最高傑作のひとつであるコラージュ・ロマン「百頭女」(1929)に登場する鳥類の王者ロプロプと、同じく「慈善週間」(1934)の「第4のノート 水曜日 元素−血 例−オイディプース」に登場する鳥人たちである。先例など、いくらでもあるのである。
そしてもちらん、先例があるからといって、笑い飯の「鳥人」の独自の存在価値に、いかほどの留保もつかないことは、言うまでもない。見ル野栄司の「鳥男」についても、同様である。(それにしても、この記事の見出しは(例によって)酷いね。見ル野栄司がどういう思いを込めて語ったのかはわからないが、少なくとも見出しと本文とで、彼の言葉のニュアンスが全く異なり、記事それ自体が矛盾(破綻)している。)
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2009年12月23日:悪寒..[;_ _]
今朝の佐鳴湖一周ウォーキングにて、先日、iPhone のカメラで撮影したときに隅に光が入り込んだのと同じポイントで(太陽との位置関係(角度)を同じにして)撮影してみた。今回は、iPhone のハードシェルケース(黒)のレンズ孔の白い枠を、黒マジックで塗り潰しておいたのだが..ものの見事に効果あり [^.^]。謎の光は入りこまない。やはり、この白枠が光を反射して、映り込んでいたのである。う〜む、このハードシェルケースはデザイン的にはかなりの優れもので、黒ケースのレンズ孔の白枠はカッコいいのであるが、こうなると、構造的な欠陥であると言わざるを得ない [;^J^]。まぁ、対策できたからいいけどさ。
10:20から13:30まで湯風景しおり。駅前に出て、ビックカメラで250GBのUSB接続のHDDを買って、14:35に帰宅。さっそく母艦PCに接続してバックアップコピーを開始した。
従来はDVD−RAMにバックアップを取っており、それで必要十分だったのだが、先日購入(インストール)した「Classical Music Master Collection」は1.7Gもございましてね [;^J^]。まぁ、これでもまだまだ余裕はあるのだが、この調子で大型アプリが増えてきたら、(CDからのリッピングも増えるだろうし、)DVD−RAMに入りきらなくなるので、この際、外付けHDDを導入したというわけ。250Gで8800円なので、廉いやすい。運用が安定してきたら、例によって、あと2つばかし購入して、(実家など)数箇所にバックアップを分散配置することにしよう。
朝から、少し具合が妙だったのだが、どうやら風邪をひいたようだ [;-_-]。19時前に測定したら、37度3分。別に気分は悪くはなく、頭痛もせず、関節の痛みもなく、多少喉が痒いだけなのだが..しかし、指先は冷たい。十分に冷たい。[;_ _][;-_-]
20時すぎ、牛乳がきれたので買いに行こうとしたのだが..これは驚いた! それなりに厚着をしていたにも関わらず、玄関のドアを開けただけで、途轍もない悪寒! 慌ててドアを閉め、セーターの上に「ジャンパーとコートを合わせて3枚」、重ね着してから改めてドアを開けたのだが..内臓まで震えているかのごとき、強烈な悪寒..無理矢理、駐車場の車に乗り込んでみたが..これはダメだ。運転できない。スーパーまで僅か500メートルなのだが、今夜は到底辿り付けるものではない。諦めよう..[;_ _][;_ _][;_ _]
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2009年12月24日:病院にて/録画メディアの棚卸し
深夜、2時頃、目が覚める。37度7分。悪寒は多少はマシになったが、今度は声が出なくなっている。休もう。仕事は立て込んでいないし、ここで無理する意味はない..てゆーか、そもそも、発熱した社員は出社に及ばず [;^.^] というありがたい通達が出ているのである。
8時前にO内科に電話。発熱した場合は、病院に来る前にまず電話せよ、と掲示されていたのを思い出したからであるが、1.マスク装着のこと、2.受付で「発熱です」と告げること、とのことであった。
8時過ぎにO内科へ。(診察は8:30から。)どういう取り扱いをされるのかと [;^J^] 興味津々であったのだが、「お車で来られていますか? 携帯電話はお持ちですか?」..というわけで、駐車場の車の中で、携帯で呼び出されるのを待つことになったのであった。なるほど〜。文明の利器(携帯電話)には、こういう利用方法があるわけか。大変混んでいるので、こりゃ2時間は待つことになるかな、と、腰をすえて読書を始めたのだが、さすがに優先順位が高いのか、ほどなく呼び出された。診察の結果、インフルエンザではない由。良かったよかった。9:40に帰宅。
別に寝込むような容態ではないので、年末恒例、DVD−RAM/DVD−Rの棚卸しを行った。2004/12にハードディスクレコーダー(RD−X5)を購入して以来、ほぼ年に一度のサンプリングレートで、録画済みDVD−RAM/DVD−Rの枚数をカウントしているのである。(以下、両面DVD−RAMは2枚と数える。)
棚卸し月 総枚数 未視聴枚数 未視聴率 増加枚数/月 2006/01 520枚 ? − 40枚/月2006/12 919枚 ? − 36枚/月2007/12 1206枚 455枚 38% 24枚/月2008/12 1459枚 522枚 35% 21枚/月2009/12 1570枚 533枚 34% 9枚/月一目瞭然、着実に増加率が減っている。(特に今年は急減した。)まことに喜ばしい [;^J^]。未視聴率も僅かずつだが、漸減し続けている。
夕方から、喉の痛み(痒み)よりも鼻水が、辛くなってきた [;_ _]。かんでもかんでもかんでもかんでも鼻水が出る。ティッシュペーパーの在庫は豊富にあるが、屑篭のキャパをたちまちオーバーしてしまった。このクリスマスイブの夜に、風邪を移しかねない相手がおらず、不幸を自分ひとりで背負えばいいというのは、なんという不幸中の幸いであろうか。(自虐ポイント、高いです。[;^.^])
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2009年12月25日:マスク美人
やはり朝方、声が出ない。インフルエンザではないとはいえ、同僚たちに風邪をうつすわけにもいかないので、今日も有休を取得する。
「後姿美人」という概念がある。見えていないパーツは無意識のうちに理想的に補完されるので、後姿の女性は、よほど体格や姿勢などに問題がないかぎり、概して美人に見えるという、これは科学的事実である。
同様に、「マスク美人」という概念を導入することもできそうだ。隠れているパーツは無意識のうちに理想的に補完されるので、マスク姿の女性は、よほど体格や姿勢などに問題がないかぎり、概して美人に見えるのである。マスクが大きければ大きいほど美化作用が大きいことは、言うまでもないだろう。
..くどいようだが、これは単なる科学的事実を述べているに過ぎないので、感情的な反応をされても困る [;^J^]。また、「誰」を見て、この概念を想起したのかについても、詮索無用というものである。[;^.^]
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2009年12月26日:熟成させた古本に
今朝も喉が不調である。咳がしつこくなってきた。連日、穏やかな好天とはいえ、かな〜り最低な5連休である [;_ _]。買い物にも出ず、終日引きこもる。
OAナガシマから、デジカメ修理完了連絡。本体には異常なし、無料とのこと。月曜日でもいいのだが、体調が良ければ明日にでも引き取りにいくか。
信じようと信じまいと、私は「銀英伝(銀河英雄伝説)」を読んでいない [;_ _]。同様に、「銀河辺境シリーズ」も(全巻揃えてはいるが)未読のままであった。前者はともかく、後者は老後の楽しみに取っておいたのであるが、そろそろ(老境に差し掛かってきたし [;^.^])紐解いてもいいだろう、と、数十年前に古書店で入手した第1巻の扉を開いたら..
..なんと、「柴野拓美宛てのA.B.チャンドラーのサイン」と「野田昌宏 のサイン」と「加藤直之のサイン」が、並んでいるではあ〜りませんか! [;*.*][;*.*][;*.*] 確か二束三文で買ったと記憶しているのだが、これはちょっと、マジメに読まないと..[;^.^]
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2009年12月27日:FPSとやら
朝いちで、ハードオフ和地山店で、PC周辺機器を二束三文で売る [;^J^]。高丘町に回り、アマノ書店などに寄ってから、OAナガシマでデジカメの修理品を受け取る。バッテリーがたちまち空になるという「症状」だったのだが、案の定、単なるバッテリーの寿命であった。それはそれとして、リコール対象の不具合(CCDだったかな)があったので、症状は未だ出ていないものの無償で部品交換していただき、結局、技術料(手数料)もロハとなった。得した得した。[^J^]
バッテリーを買い直す必要があるのだが、4179円もするので、1本のみ発注。従来、正副2本で運用していたのだが、もはやこのデジカメはメインではなくサブに回ることになるであろう、(近い将来、最新型のコンパクトデジカメを買うであろう、)と予想されますのでね。
App Store を眺めてみたら、Top 25 にこんなゲームが入っていたので、買ってみた。
N.O.V.A. - Near Orbit Vanguard Alliance(800円)(紹介記事)こういうゲームを、FPS(First Person Shooting)(一人称視点シューティングゲーム)と呼ぶらしい。iPhone ユーザーの嗜みとして [;^J^] この手のゲームもひとつはインストールしておこう、どうせインストールするのなら、一流品(と思われるもの)をインストールしておこう、と、多少奮発して800円のものを買ってみたのだが..私はリアルタイムゲームユーザーでは(全く!)ないので、現在の各種ゲームマシンやPC、あるいは iPhone におけるリアルタイムゲームの水準を知らないものの、これはなかなか物凄いものなのではないかと思われる。..とはいえ、(大方の予想通り [;^J^])まだ、最初のシャトルにすら、辿りつけていないのですけどね..[;_ _][;_ _][;_ _][;^.^]
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解説
倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Dec 29 2009
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