2007年08月13日:墓参りなど 2007年08月14日:ネルヴァルの夢、ブルトンの夢 2007年08月15日:久しぶりの秋葉原 2007年08月16日:国会図書館/ミニオフ 2007年08月17日:「あつはなつい」 2007年08月18日:バッテリー不調 2007年08月19日:ある多面体について目次へ戻る 先週へ 次週へ
今日は、図書館がよいは一休み。朝のうちはいい感じに曇っていて、これならあまり気温は上がらないかも知れない、と期待したのだが..母と9:26のバスで発って、金沢八景の横浜霊園に着いた頃には、結局快晴である [;^.^]。亡父の墓参り(草むしりと掃除)をし、横浜駅に戻って昼食は天セイロ。本屋(有隣堂など)を軽く覗き、りそな銀行に寄って現金を補充してから帰宅する。午後は読書と昼寝の同時並行処理。暑いなりに極楽である。
目次へ戻る先週書き忘れていたこと。
ある明け方。夜更かし → うたた寝 → 目覚め → 明け方近くに寝酒 → 二度寝..と、大変健康的な夜の生活をすごしたために、久々に気合の入ったレム睡眠。鮮明な夢を堪能した次第であった。ポイントは、「今、夢の中にいる」と、非常に明確に自覚できていることで、もう長年「夢日記(夢の記録)」をつけていなかったのだが、ここまではっきりと意識的に体験できているのだから、久しぶりに記録しておこうかと思ったのである。
問題は、記録の残し方である。「夢日記」というのは、基本的には起きた直後に(忘れないうちに)書きとめるものなのであるが、今日は、まだ眠っている(夢の中にいる)最中に思い立ったのである。今すぐ記録したい。目が覚めてしまうと、ディテールをたちまち忘れてしまう..
その夢の中で私の人格(ペルソナ)は分裂し、「私」と「彼」は森の中の水路ぞいの土手の上を、並んで歩いていた。彼は、そういうことなら(この夢を記録したいのであれば)現実空間にメールで実況中継すればよいではないか、と、携帯から発信していたが..夢の中から現実世界に電波が届くわけがないだろーが!、と突っ込んだ私は(これがほんとのノリ突っ込み [;^.^])、「電波じゃダメだ、モノに(形に)しておけば大丈夫だ」、と、(何故かひどくゴワゴワとして書きにくい)「メモ帳」に、必死に「メモ書き」をし続けたのである..
..目覚めたとき、枕元に何も無かったことは言うまでも無い。[_ _](もちろん、メールも届いていませんでした。[;^.^])
今日は(今日も)実家前のバス停から7:42のバスで国会図書館へ。かなりのハイペースで29冊片付けた。
目次へ戻る今日は国会図書館の休館日なので現代マンガ図書館に行くのだが、ここは12時開館なので、午前中の時間が微妙に余るのが悩みどころである。12時から19時までの開館時間を目一杯使いたいので、昼食時間を考えると11:30には江戸川橋に着いていたい。となると、午前中にまとまったことはほぼできない。渋谷/池袋など、近隣の町の店をざっとチェックするのが関の山。まぁ仕方が無い。
というわけで、少し遅く9:06のバスで発ち、今日は秋葉原を眺めることにする。チチブ電器の自販機で冷やしラーメン缶を見つけて食すが..う〜む [;^.^]。はっきり「不味い」と書くとカドが立つので書かないが、このブランドの冷やしラーメン缶は、もう買わない。もう一種類あったので、次回はそれを試してみよう。
さーーっと歩いたあと、ラジ館3Fの書店でコミックをチェック。同人誌が充実している分、文庫が少ないなぁ。適当に切り上げて少し早めに江戸川橋へ。ドトールで時間調整をして、正午から19時まで現代マンガ図書館で24冊。
目次へ戻る7:24のバスで国会図書館。計19冊。開館前と昼食中に「インターネットする」ことにしているのだが、今日はPHS接続が非常に不調で、思うようにアクセスできない。メールの取り込みとmixi日記の書き込みが精一杯。(どうも、「電波が届きにくい」というよりは「mopera」サービスの設備のハードの品質が悪いような気がする。単なる勘だが。)
閉館時刻は19:00なのだが、今日は17:40に切り上げ、永田町から半蔵門線で渋谷に出て、京王線で京王多摩センターへ。mixiのFCLAコミュのミニオフがあるのである。駅すぱあと(の、ちょ〜古いバージョン)では(待ち合わせ時刻の)18:45に楽勝で間に合うはずだったのだが、実際には(乗り換えは順調だったのに)15分遅刻して19:00着。皆は先に店に移動していたので、Sさんに電話して迎えに来てもらう。
すぐ近くの気利家という居酒屋。男性4人、女性4人、子ども1人。鰯、豚肉、チャーハンなどが美味い。(何故か [;^J^])年齢の話を中心に四方山話。途中から女性陣が各自のDSを取りだして「おいでよ どうぶつの森」に入り込んでしまい、男性陣は彼女ら同士の会話の内容についていけなくなる [;^J^]。店員がときどき来るのだが、彼女らから店員への対応も、ほぼなくなる(相手にしなくなる)。[;^.^]
21:40頃にお開き。駅すぱあとによると、京王多摩センター駅から相鉄鶴ヶ峰駅までは、新百合ヶ丘 → 相模大野 → 大和経由が一番近いのだが、「橋本から中山に出てタクシーで帰るのが早いだろう」というアドバイスを受け、その経路を試してみたところ、確かに拍子抜けするほど近かった。中山駅に22:37着。23:05の最終バスを使うと20分程度で帰宅できるのだが、25分も待ってられるか、と、予定どおりタクシーで帰宅。1860円也。
目次へ戻る日本人なら必ずマスターしておきたい、日本の夏の基本ギャグ。「あつはなつい」。この類の「入れ替え現象」をなんと呼ぶのだったっけ..と、15秒ほど悩んでも出てこなかったので、グーグルの検索窓に「あつはなつい 転換」とタイプして、検索ボタンをポチッとな。はい、たちどころに「頭音転換」と出た。(この現象は英語にもあって、スプーナリズム(spoonerism)と呼ぶ由。)
何を今さらではあるが、素晴らしく便利である。素晴らしく便利なのではあるが..こんなことでいいのだろうか。グーグル(に代表される至便この上ない検索機構)のおかげで、私は「バカ」になっているのではあるまいか..というか、確実にバカになっている。
ほんの10数年前、検索エンジンが無かった頃には、この疑問をどうやって解いていたか。もちろんまずは辞書・辞典類だろうが..辞書・辞典というのは、基本的には「読み」から「意味」を調べるものであって、このケースのように「実例」から「呼称」を検索する用途には向いていない。語尾に「転換」か「交換」がつきそうなので、「逆引き広辞苑」を引くか、「言い間違い現象」の例を別途考え出して「類義語辞典」でそこから追っていくか、この現象を取り扱っていそうな「言語学の専門書」を紐解いてみるか..「オヤジギャグ集」に載っている可能性は高いが、この現象を専門用語でなんと呼ぶかは、99%載っていないだろう..最後の手段は、こういうことを知っていそうな知人・友人への電話相談か..
なんとも非能率なことである。もしかすると何時間もかかるかも知れない。しかし、この「調査」によって得られるであろう「副産物(副次的な知識)」の豊かさについては、くどくど書くまでもないだろう。もちろん、副産物はネットでも得られる。グーグルでさくっと答えを見つけたあと、関連ページを「ネットサーフィン」すればいいのである。便利である。素晴らしく便利である。しかしそれは、いわば「答え」を得たあとの「休み時間の遊興」に過ぎないのであって、さまざまな書籍や文献を繰って、ああでもないこうでもないと探したり考えたりしている時間とは、頭の使い方の「深度」が全く違う。気楽な「散歩」とアスリートの「特訓」(走り込み)ほども違う。
筋肉を使わなければ筋力は衰える一方である。同様に、ろくに考えもせずに答えを得ることばかりしていると、思考力は衰える一方であろう。思考力ばかりではなく、記憶力もダメージを受けているはずだ。日常的に辞書を引いている人はかえって漢字を忘れてしまう(灰色の脳細胞は、自力で覚える必要はないのだな、と、勝手に楽をしてしまう)ものだが、同様に、日常的に検索エンジンに頼っている人の灰色の脳細胞もまた、「この言葉を覚える必要はないのだな」、と、勝手に判断してしまうに決まっている。私は「頭音転換」という言葉を、来月には忘れてしまっているのではあるまいか。[;_ _]
また、さきほど少し触れたが「知人・友人への電話相談」。ネットが無い時代には、これはかなり切実に重要な手段だった。
今回の例では、もちろん、「あついはなつい」現象を指す言葉を知ってるかい? という質問(相談)をするわけだが、ロボットならぬ人間に電話するのである。単刀直入に本題に入るわけがない。やぁひさしぶり、今なにしてる? あいつ結婚したんだって? 最近なにか面白い本を読んだかい? あの映画どうだった? などなど、まぁ本筋とは全然関係ないどうでもいい話を、もしかすると数時間も延々と。何という時間の浪費! そして(仮に本来の質問の答えが得られなかったとしても)この「無駄」によって得られる情報の豊かさ!
そして見逃してはならないのは、「友人への電話」というアクションを取るためには、友人を大勢「維持管理」[;^J^] しておく必要があるということである。彼が既婚者であれば、深夜の電話は控えるべきだろう。サラリーマンや教職者であれば日中の電話は控えるべきだろう。つまり、生活パターンの異なる知人・友人が(ジャンルごとに)複数、必要なのである。これは、こんにちのネット時代(検索エンジン万能時代)には「不要になった(あるいはさほど必要ではなくなった)インフラ」なのである。「不要」なものを、高いコスト(友人づきあいという「手間ひま」)をかけて、維持管理するであろうか..
..誤解されているような気がするが、今回、私が検索エンジンでさくっと答えを得たからといって、私に友人がいないというわけではないのだ。たまたま、彼らに頼らずとも答えを得られただけである。妙な言いがかりはやめていただきたい。失礼な! [;^.^]
..閑話休題。[;_ _][;^J^]
「頭音転換」の代表例は、もちろん、「夏は暑い」→「あつはなつい」であるが、「ネットサーフィン」してみたら、ほかにも、「ところで、そんな」→「そころで、とんな」、「波のうねり」→「うみのなめり」などの例が出てきた。特に後者! 「うみのなめり」..なんとも淫靡で、実に良い。まさに「声に出して読みたい日本語」である。こういう例がサクサク見つかるのが、ネット(サーフィン)のいいところである。
7:42のバスで国会図書館。19冊。
目次へ戻るをを、涼しい! いきなり秋である。この調子で猛暑がフェイドアウトしていってくれると助かるのだが..
7:41のバス。国会図書館には9:00過ぎに着き、開館の9:30までに、ロビーでmixiに接続していたら..満タンだったリブ100のバッテリーが、20分で終わってしまった。それも、残量85%から2%に90度下降である。これはもう、バッテリーの寿命としかいいようのない症状であるが..このバッテリーは、今年の1月に買ったのである。ちょっと逝くのが早すぎると思う。
推測される原因はふたつある。
1. この半年間(というかここ数年間)ほとんどモバイルせず、つまり、バッテリー駆動せず、ACつなぎっぱなしの状態である。この状態は実はリチウムイオン電池にたいしてよくない、ということを、比較的最近きいた記憶がある。その時は、あまり気に留めていなかったのだが.. 2. リブ本体の充電回路になんらかの異常があり、バッテリーにダメージを与えている。
..なんにせよ、原因を確認するためにも、いちどバッテリーごと修理にだす方がいいかなぁ。
それはともかく、17時までに18冊片付けた。
目次へ戻るぱっと見、正20面体風だが、良く見ると違う。ランダムというほどでもないが..材質は..水晶?..のわけはないか。透明感のある鉱物である。直径30cmほど。かなりの大きさなので、まぁ単体の鉱物風に拵えられた工芸品なのであろう。
なかなか見事な出来映えである。各面は鏡の様に磨き上げられ、陵の部分は金細工(かな?)で縁取られている..「山中の古生代の地層から出土した」とかいう能書き付きであるが、それが事実ならばオーパーツだ。信ずる理由は全くない。(そもそも「古生代」の意味がわかっているのかどうかも怪しい連中である。)遥か後世の品であろうが..しかしそうだとしても、この「多面体の工芸品」には驚嘆すべき特徴がある。それは、これに刻まれた「碑文」である。
とにかく「文章量」が多いのだ。この「多面体」の実物を見るまでは、その「碑文」は、全面に分割して刻まれているか、またはどれかの面が開いて収納庫が開き、その中に納められていた羊皮紙か何かに書かれていたものかと思っていたのだが..実は、この多面体を構成する多数の面のうちただひとつの面(それは他よりも際だって広い面ではあるが)のみに、細密に刻まれていたものである。
その碑文の内容(の現代語訳)は、実は全く憶えていない。その驚異的な細密さに心を奪われてしまったからである。顕微鏡が必要とまではいわないが、虫眼鏡がないと視ることは絶対に不可能で、ましてやこのミクロのサイズで「鉱物」に文字を彫り込むとなると..数千年前どころか、数百年前であっても、これほどの技術があったとは信じがたい。(その意味では、まさに「オーパーツ」だ!)..
..というところで目が覚めた。(すみません。[;_ _][;_ _][;_ _][;_ _][;_ _][;^.^])
もちろん、昨日の涼しさは単なる気の迷いで、暑さが思いっきり戻っている。10:01のバスで、今日は東横線ではなくJRを使い、新橋経由で江戸川橋へ。ドトールで昼食。現代マンガ図書館で30冊。
目次へ戻る 先週へ 次週へLast Updated: Aug 15 2007
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