*2007年07月30日:豪雨のトリガー
*2007年07月31日:「百鬼夜行抄」映像版
*2007年08月01日:「えが」
*2007年08月02日:「からくりサーカス」と「道化師」
*2007年08月03日:証券会社に書類を請求
*2007年08月04日:夏布団を買う
*2007年08月05日:チャーハンなど
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*2007年07月30日:豪雨のトリガー


 早朝から、ピーター・ブリューゲルの名画「暗い日」みたいな素敵な曇り空だったのだが、出勤前にさらにどんどん暗くなる。朝7時ではなく夜7時みたいである [;^J^]。これは絶対に土砂降りになるぞ、と、慌しくゴミ出しなどしてから車に乗り込み、ドアを「バタムッ」と閉めたと同時に(まさに同時、タイムラグコンマ3秒くらいで)、「ドシャッ」と、天の底が抜けた [;^.^]。よく「測ったようなタイミングで」などというが、そんな水準ではなく、「ドアの操作で降雨スイッチを入れた」という、確かな手ごたえがあった。[;^J^]

 もちろん、これほどの豪雨は数分ともたないものであるが、今日は珍しく、会社に着くまでに「豪雨 → 小止み」のサイクルを(普通は「1回」であるのだが)何度も繰り返したので、総降雨量はかなりのものとなったはず。なんにせよ、「私がスイッチを入れた」気分というのは、悪くない [^.^]。歩行者や自転車/バイクの人にはお気の毒としか言いようがないが、なにしろこちらは一切濡れない安全圏(車の中)にいますのでね。[^.^](← ヒドイやつだ。[;^.^])

 ..などと、鼻歌まじりに会社に着いてみたら、大変なことになっていた [;^J^]。工場棟の2F食堂で雨漏り発生。(築20年以上なので、ある程度やむを得ないことではあるが。)私の勤務部署の部屋はその真下にあり、2Fの床を突破してきた水が壁伝いに流れ落ちている [;^.^]。壁際コンセントに水が入った可能性があり、漏電が恐くてPC等の電源を入れられない..

 ..お、俺のせいじゃないぞ!(雨のスイッチを入れちゃいないぞ!) [;^.^]

 小田実、死去。カール・ゴッチ、死去。

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*2007年07月31日:「百鬼夜行抄」映像版


 「百鬼夜行抄」が、来月からCSで放映される。かつて地上波で放映されていたことはなんとなく知っていたのだが、その時点ではこの作品(タイトル)に興味がなかったのであるが..今となっては、録画しなくちゃなるまいよ [;^J^]。毎金曜日、全9話か..中途半端だなぁ。両面各2時間の殻付きDVD−RAMにきれいに収まらないじゃないかぁ [/_;]。DVD−BOX版もあって、それは3話追加して全12話だそうな。ま、廉いものではないので、CSで観てからの判断だな。

 ちなみに、CGには何ひとつ期待しておりません。(コミックが原作の実写映画で、CGの出来映えに満足できた事例が、これまでひとっつもありませんのでね。)原作の空気感を再現してくれればよしとする。

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*2007年08月01日:「えが」


 日記を更新しながら、BGVがわりに先日録画した某バラエティ番組を流していたら、複数の出演者が「えが」と言っているのが耳に引っかかった。「えいがを聞き違えた?」、と、プレイバックしてみたら..「ラッセンのえが」..「絵画(かいが)」かよ![;^.^]凸 聞き取りにくいので何度かプレイバックして確認したのだが、もしかすると、ひとりは「「絵」が..」と言っているのかも知れないが、もうひとりは明らかに「「えが」を壁に..」と言っている。あのなぁ [;^.^]..ま、バラエティ番組的には「流れを止めて言い間違いを訂正する」なんてありえまい。誰も気が付かなかった可能性もあるし。(私もほとんど聞き流しかけていたわけだし。)

 あと15年ほども若ければ、この類の「間違い」について、ピリピリとした論評をしたであろう私であるが..もはやすっかり丸く寛容になり果ててしまっておりましてね [;^J^]。「仕方ないなぁ、そのように間違えて憶えてしまっていても、無理もないかもしれないなぁ..」..などというヌルい反応をするばかりではあった。[;^.^]

 実際問題、「絵」を「かい」と読む熟語は「絵画」以外にはほとんどなく、(「絵図」「絵事」「絵像」だって、「かいず」「かいじ」「かいぞう」よりは「えず」「えごと」「えぞう」と読む人の方が多いような気がするし、)この読み方を小中学校で憶え損なってしまったら、もう一生、データを訂正する機会が無いような気がする。「絵画」という文字列が目に入る機会自体はさほど珍しくもないとは思うが、ほとんどの場合「ルビ」は振られていないし。隣の奥さんが「なんとか絵画教室」にでも通っていれば、近所づきあいの日常会話の中で、気が付くかも知れないが。

 そしてまた、こういう憶え間違いは、大人になってしまうと「他人から指摘されにくい」ものなのである。以前も書いたかも知れないが、新入社員・倉田わたるの最初の上司のI係長のお得意の言い回しに、「つぼぜりあい」というのがあった。言うまでもなく「つばぜりあい(鍔ぜり合い)」の間違いなのであるが..私はこれを最初に聞いたときに、指摘し損なってしまったのである。当たり前だ。入社したばかりのペエペエが、係長の基本的な国語能力にダメ出しできるわけがない [;^J^]。そして「最初の機会に指摘し損なってしまった以上、改めて指摘する機会は二度とやってこない」のである。説明するまでもないであろう。「どうして、知っていながら、今まで指摘してくれなかったんだよぅ!(これまでずっと、オレを影で笑いモノにしていたんだな、そうなんだな!!)」..などという逆ギレを誘発しかねないからである。[;_ _][;^.^]

 ま、自戒だ自戒。私だって、必ずや何かしらこっぱずかしい憶え間違いをしていて、それを(毎度毎度)聞かされている周囲の人が、今さら指摘しようにも指摘できない..という状況を引き起こしているに違いないのだから。[_ _][;^J^]

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*2007年08月02日:「からくりサーカス」と「道化師」


 全43巻、ようやく読了。期待にたがわぬ傑作であった。満足である。なによりも、糸を繰って操る「懸糸傀儡(けんしくぐつ)」というアクションが良い。こんなのは、実写はおろか、アニメでも表現不能である [;^J^]。この荒唐無稽さこそが、「マンガ」ジャンルの最大の武器なのである。

 さて、細部の設定を何か読み落としていたかもしれないな、と、確認の意味で Wikipedia で「からくりサーカス」を検索してみたら..あれれ?「『道化師』というオペラ作品が話の根底に流れており」云々という記述がある。なにこれ?

 気になって、レオンカヴァルロの「道化師」のリブレット(台本)を読み直してみたが、やはりどう考えても「からくりサーカス」とは全然関係ない。強いて言えば、一部の「登場人物」(アルレッキーノとコロンビーヌ)の名前が共通しているのと、「道化師」が登場する点くらいか。藤田和日郎がこのオペラから人名を拝借した可能性はあるが、作品のベースとはしていない。(それとも藤田自身が、どこかでそういう発言をしているのだろうか?)

 一体全体、どうしてこういう「見当違い」の記述がなされてしまったのだろうか。

 邪推開始..

 「からくりサーカス」の最終巻(第43巻)の巻末に掲載されている「参考文献」リストの中には、「砂男」(E.T.A.ホフマン)「未来のイヴ」(リラダン)「何かが道をやってくる」(ブラッドベリ)など、まさにそのものずばりの作品がいくつも含まれているのだが、「アルレッキーノ、コロンビーヌ、そして道化師」が登場する「オペラ「道化師」」は、含まれていない。このことを「発見」した、Wikipedia のこの項目の著述者は、「つまり、オペラ「道化師」こそが、藤田和日郎が隠しておきたかった、真の元ネタなのであろう!」、と、勘違いして意気揚々として、「『道化師』というオペラ作品が話の根底に流れており」、などと書いてしまったのである。(この人は「道化師」を観た(聴いた)ことがないと思う。)

 ..邪推終了。(もしも藤田自身が、「からくりサーカス」は「道化師」をベースとしている、と、どこかで発言しているのであれば、指摘して欲しい。瞬速で取り下げるから。[;^J^])

 Wikipedia の有用さは全く否定しないし、便利に使わせてもらっているのだが、こういうこともあるので、眉につばをつけてから読むことを忘れてはならないのである。(別に Wikipedia に限った話ではないのだが。)

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*2007年08月03日:証券会社に書類を請求


 今日は、先週末の休日出勤の代休である。三連休というわけだ。

 いつもの休日パターンである。6:00に起き、6:40に車で出発。6:55から9:50までゆう遊空間宮竹店。10:05から11:30までブックオフ高林店。ここでいったん帰宅して、昼食は自宅で。

 先週末も作った「チキンのカレー味フランス風」だが、カレーライスにしてみたらどうかと思い付く。ただしこのソースは、玉ねぎをバターで炒めてすり下ろし林檎と生クリームを入れて、そこにカレー粉を加えたものなので、基本的に甘いのである。カレーライスが甘くても一向に構わないのだが、やはりある程度は辛くないとライスと相性が悪いような気がする。そこで、カレー粉倍量。(← なんか、本質を外しているような気はするが。[;^J^])うーむ。基本的に美味いことは美味いのだが、やはりライスとのこの組み合わせは、いまいち釈然としないところがある。以前、食パンを焼かずにバターを塗って、その上に乗せて食べたことがあったが、この甘さならば、パンとの組み合わせの方ががあってる様な気がする。

 再度外出して、りそな銀行と野村証券。後者では株券電子化に向けてどういうアクションを取ればいいのかを相談する。(ささやかながら、いくらかは株式を持っていますので。)結果、現在所有している某企業の株式については、三菱信託に「株主移動証明書」を発行してもらってくれとのこと。

 O内科で血液検査。結果が出るのは来週月曜日。

 帰宅してから三菱信託に電話する。ふ〜ん、発行までに1〜1.5ヶ月かかるんですか。そうですか [;^.^]。まぁ間に合うからいいけど..一体どういう時間感覚? 三菱信託内に保存されているデータ(それも、時期的に考えても「紙メディア」ではなく「電子メディア」に保存されているであろうデータ)を照会してプリントアウトするだけだと思われ、どう考えても「即日」あるいは「翌営業日」に発行可能だろう。それが「1ヶ月以上」かかるということは、つまりは「株主移動証明書発行」あるいは類似の事務処理案件が「1ヶ月分以上」溜まっているということなのだろう。何百万件分か知らないが待ち行列の末尾に並ばなければならないからだろう..

 ..そんなに仕事を溜めてていいのか?

 18時過ぎにみたび外出し、マンガ食堂Mへ。23:40に帰宅。

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*2007年08月04日:夏布団を買う


 6:20に起きて、6:45に車で出発。7:00から9:50までゆう遊空間宮竹店。このあと(近くの)市野のイオンに車を走らせ、夏布団(掛け布団)を購入する。(ここまで時期を外すと廉売りしてるのです。[;^J^])長年使ってきた掛け布団が、ほとんど裂けてしまっておりましてな。

 10:05から11:30までブックオフ高林店。

 今日は、昨日の残りの「チキンのカレー味フランス風」を解凍して、カレー粉を、 さらに倍。(← やはり本質を外しているような気はするが。[;^J^])ふむ。ここまで辛くすると、カレーライスっぽいな。旨い。ただ、カレーものやシチューものを冷凍/解凍すると、どうも水分が減るような気がする。(閉じこめているはずなのだが。)ひと工夫いるなぁ。

 午後は外出せず、昼寝と読書。

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*2007年08月05日:チャーハンなど


 3日連続でゆう遊空間に早朝出勤 [;^J^] するのもなんなんで、自宅でゴロゴロと読書する。今市子の「百鬼夜行抄」(文庫版)を、ようやく第9巻(最新刊)まで読了。

 昼はチャーハン。玉ねぎ、ピーマン、人参、ハム、ベーコン、(もちろん)卵。それと、3ヶ月ほど醤油漬けにしているニンニクを3片、刻んで混ぜる。こいつがなかなかいい仕事をしてくれるので、味付けは塩コショウだけでいい。

 私の中華鍋には長い柄がついていないので、「ああいう風」には煽れない。写真を見ると、プロ(専業主婦を含む)は長い柄がついていなくても、片手で「耳」を持って煽れるようだが、私にはそんなことはできないので両手で耳をもって煽ることになるが、まぁなんとか宙返りはさせられる、というレベルなので(それだけが原因ではないと思うが)パラパラ感がいまいち。まぁベタベタではないのだが。

 午後は、マンガ食堂Mで3時間読んでから帰宅。

 晩飯は、昼のチャーハンの残りに火を通しなおしたものと(時間をおいて乾いたところに火を入れたせいか、昼より美味である)、先日録画した「堂本剛の正直しんどい」のなかで堂本剛が作っていた「5分で作れる豚肉ケチャップ炒め」が、実に簡単で美味しそうだったので、試してみた。


1. 豚ロースを一口大に切っておく
2. タマネギをざっと炒めてフライパンから下ろす
3. フライパンで豚肉を焦げ目が付くまで炒める
4. ケチャップをかける
5. タマネギを戻して豚肉とからめる

 ..以上 [;^J^]。

 味の深味がどうのこうのとか、ものすごくいろいろ突っ込みたくなるレシピであるが [;^.^]、実際に作ってみたら、笑ってしまうほど簡単で美味しいんだ、これが。[;^J^](さすがに、豚ロースを炒める前に、塩コショウはしましたが。)急場しのぎにはこの程度の手抜き料理でも、全然OKだ。

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Aug 8 2007
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