*2006年01月30日:首が痛い
*2006年01月31日:追い詰められる
*2006年02月01日:科学について
*2006年02月02日:仮病について
*2006年02月03日:納税など
*2006年02月04日:寒すぎる
*2006年02月05日:風刺漫画
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*2006年01月30日:首が痛い


 ここ数週間、首が痛い。回しにくい。突発的にひねったというより、慢性的な感じ。風邪のせいでもあるまい。

 思い当たるフシはいくつもある。まず、会社での姿勢だ。ディスプレイをふたつ使っているのだが、これが正面とその右側にある。つまり、やや右側を向いている姿勢で固定されている時間が長い。これについては、ディスプレイの配置の変更は難しいが、椅子の向きをちょっと変えれば改善できそうだ。

 次に、自宅。42インチのプラズマテレビを見る方向と卓袱台に坐る方向が90度の角度を為しているので、テレビを見ることに専念している場合はともかく、飲み食いしたり書き物をしたりしながらテレビ画面を見ている場合(この時間が非常に長いのだが)、首が左に90度近く曲げられることになる..これは改善が難しい..じゃなくって、面倒くさいなぁ [;^J^]。卓袱台の向きを変えれば解決するのだが、そのためには床の上に積み上げられている書籍群を動かさなくてはならないしぃ..

 あともうひとつ。私は右耳があまり良く聞こえないので、人の話を聞く場合(左耳を前方に向けるために)ちょっと首を右に向けるクセがある。これも原因のひとつなのかなぁ。だとすると、これこそ改善が難しいぞ。

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*2006年01月31日:追い詰められる


 DOCOMOが決定。PHSのサービスは07年に終了とのこと。

 未だにDOCOMOのPHSなのである、私は [;^J^]。別にこだわっているわけではない。乗り換え手続きが面倒なだけなのである..というか、電話関係の契約とか支払いとかが、NTTとDOCOMOとKDDIとか絡んでいて、一体どこがどうなっているのか、わけわからなくなっているのである [;^.^]。まずこの体たらくをなんとかせねば。

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*2006年02月01日:科学について


 創元SF文庫から刊行されている「キャプテン・フューチャー全集」。全11巻中、第9巻まで刊行されている。第10巻の刊行が遅れているようだが、楽しみなことである。

 第8巻に収められている金子隆一のあとがきが面白い。キャプテン・フューチャーの楽しさの本質はノリにあり、科学は二の次三の次、ということを大前提とした上で、シリーズ中の愛すべきガジェットを紹介している。

 白眉として紹介されているのは、(このシリーズのファンであれば誰もがすぐに想い出すであろう)「太陽系七つの秘宝」に登場する「歓楽の星」である。「太陽系政府の権限は太陽を公転するあらゆる天体上に及ぶ」という法律を逆手にとった悪者が、「太陽を公転しない天体(太陽に対して静止している小惑星)」を作り上げてしまい、ここを太陽系政府の権限が及ばない無法地帯としてしまうのである。

 その「静止のさせ方」が凄いのである。巨大なロケットを小惑星の上に据え付け、それを「常時、公転の逆方向に噴射し続ける」のである! そしてキャプテン・フューチャーによってそのロケットが破壊されるやいなや「再び公転を始め」、かくして太陽系政府の権限の及ぶところとなり、悪者たちは一網打尽となるのである!

 もちろん、ギャグである。この作品の発表当時(1941年)アメリカでどのように理解されたかはわからないが、私が小学生時分だか中学生時分だかにこれを読んだときに盛大にずっこけたことは、鮮明に憶えている。(そしてもちろん言うまでもなく、この程度の「非科学性」など、この傑作の超一級の面白さや楽しさの前には吹き飛んでしまうのである。)

 そして金子隆一は、このガジェットを楽しそうに紹介しながらも、「もっとも、これがハミルトン流のギャグであること、それ以前にこれが笑いをさそう要素を含んでいるということ自体がそもそも理解できない読者は、当時も今も多かったに違いない。いや、理系の素養が漢学の素養なみに冷飯(ひやめし)を食わされる昨今、このくだりを読んで素直に感心してしまう人の方が以前よりも増えている可能性も高い」と危惧している。

 そうだろうなぁ..もう何年も昔になるが、とある店の女の子と月や星の話をしていたときに「月って動いているんですか?」、と言われてしまい [;^J^]、もしかすると地動説を知らないかも知れないので恐くなって話題を切り替えたこともあるし [;^.^]、こだわりやまのカウンターで、オークションで入手した「世界妖怪図鑑」(佐藤有文、ジャガーバックス)を読んでいたら隣りのカップルが引っかかって来たので「このあっけらかんとしたデタラメさ加減が楽しくってねぇ [^J^]」、と見せてあげたら、「えっ、これってデタラメなんですか?」、と言われてしまったこともあるし。[;^.^]

 (ちなみに、「歓楽の星」の設定のどこがギャグなのかわからなかった人は、この場はわかったフリをして笑っておいて、あとでこそこそと調べておくこと。)

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*2006年02月02日:仮病について


 自宅にいると、売り込みの電話がしょっちゅうかかってくるわけである。大概は「株式投資」か「都心のワンルームマンションの経営」の勧誘である。私の決め技は、暗い不機嫌な声で「..いま、風邪ひいて寝てますんで..(ガチャリ)」である。99%、これでOK。まぁ年に2〜3人、これでもしつこくリダイヤルしてくる馬鹿が、いることはいるが。

 シフト勤務で木金休みだと、この「仮病」がさらにリアリティが増すのである。「..いま、風邪ひいて会社休んで寝てますんで..(ガチャリ)」、というわけさ。なにしろ平日の昼間なんだからね。

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*2006年02月03日:納税など


 8:15頃始動。車で2キロ。浜松西の税務署へ。贈与税の申告の受付窓口は別の会場だと言われてしまい(これは私がうっかりしていた)、車で5キロ先の会場へ。

 ここで印鑑を忘れてきたのに気が付いてしまい、(やり場のない怒りとはこのことである、箪笥のカドに小指をぶつけたときと同じである、人としての度量の大きさが問われる瞬間なのである、[;^.^])いったん帰宅し、再び会場へ。贈与税の申告と郵便局での支払いはなんなく終了。

 あとは自宅で読書と録画消化。

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*2006年02月04日:寒すぎる


 天気が良いので、午前中に「映画2本、ひさびさに時代舎(古書店)、谷島屋(書店)、これまた久々に貴田乃瀬で食事」というプランを立てたのだが、あまりの寒さに外出する気になれず、ぐずぐず。

 結局、時代舎→谷島屋→貴田乃瀬というプランに縮小したが、17時過ぎに谷島屋から貴田乃瀬に電話して開店時刻の18時からひとり分の席を予約しようとしたら、既に満席。しゃあない、土曜日だからな。そのまま帰宅。

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*2006年02月05日:風刺漫画


 イスラム教の預言者の風刺漫画事件。現時点では事態は拡大の一途を辿っており、落ち着く先が見えない。

 私に言わせれば、「自由には責任が伴う」というとても当たり前の原則を(故意にか無意識にか)軽んじた結果である。

 表現の自由は守られるべきである。しかしだからといって(文脈を無視して)何を表現してもいいというわけではない。私は問題となった漫画を見たわけではないが、報道によって(文章で)伝えられたその内容から察するに、そのような漫画を発表すれば、この事態を引き起こすことはあまりにも明白だったはずだ。くだんの漫画家はともかくとしても、担当編集者(及びその上司たち)にそれが予見できなかったとすれば、救いがたいマヌケということになる。このマヌケさが現在の状況を引き起こしたのであり、それはペナルティを与えられるに値する。彼らは責任をとらなければならない。

 そして、彼らが「救いがたいマヌケ」でなかった場合、すなわち「こんにちの状況を引き起こすことを承知の上で」掲載に踏み切ったのだとすると..これは全く別の次元の道義的責任を問われなければならないだろう。

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Feb 9 2006
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