*2005年05月23日:気分がすぐれず..
*2005年05月24日:進む廃墟化..
*2005年05月25日:カウントダウン
*2005年05月26日:「宝島」
*2005年05月27日:ある、ソラ目
*2005年05月28日:「ガメラ」
*2005年05月29日:リブU100、発注
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*2005年05月23日:気分がすぐれず..


 ..有休をとってしまう。いかんなぁ。今の部署の今のポジションでこういうことをすると、非常に迷惑をかけてしまうのである。

 風邪などではないようで、夕方まで部屋で静養していたら、回復した。

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*2005年05月24日:進む廃墟化..


 この前、掃除したのはいつだろう..というほど、酷くはない。週に一度は掃除している。但しそれは、「北海道人の合理性」((C)「動物のお医者さん」)という奴で、部屋の中で自分が座る場所、自分が移動する経路しか、掃除しないのである。(私は、北海道人ではありませんが。[;^J^])その結果、書物や雑誌やDVDの山に阻まれてアクセスできない部屋の隅々には、もはや何が潜んでいてもおかしくない状況となっているのである。[;^J^]

 900冊近い積読の多くは、(床にそんなスペースがあるわけが無いので)書架の中の「未読エリア」に並べられているのであるが、それはいわば私としては「緊急避難措置」なのであって、未読の書籍や雑誌、未視聴のDVDやCDは、床に「積んで」おくべきだ、というのが、私の美学。「未処理案件」であることの「見える化」という奴である。ぱっと見、200冊(+50枚)くらいは、横になっているようだが..それらを動かすのも大儀だし、動かさないからそれらの周囲は掃除できないし..[;^.^]

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*2005年05月25日:カウントダウン


 週に一度の英会話。18:00から19:30なのだが、辞書として持ち込んでいるリブ100のバッテリーが、開始早々、切れた。パワーオンから30分も経っていないはずだが..

 帰宅してから再チェック。ダメだ。寿命だ。これは4年前に購入しているのだから、やむを得ないか。私はリブ100のバッテリーを、計7本購入してきたが、そのうち5本は既に絶命。最後に残った2本を、時々交換して使ってきたのだが..いよいよ、ソロか。まぁ、チチブ電気には、まだ在庫はあるらしいのだが、今さら、1本1万8千円もするバッテリーを買い足したくは無い。最後の1本が切れた時点で、モバイル機としてのリブ100の寿命も終わる..ということで、いいんじゃないかな。

 最後のバッテリーに交換して、充電開始して就眠。

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*2005年05月26日:「宝島」


 本日は代休取得済み。

 ..ギョギョギョ! バッテリーに充電できていない。これは2年前に購入したものだから、寿命だとしても納得はできる。これで終わりだ。リブ100は、以降は(移動可能な)デスクトップ機となる。モバイル機が、別途必要だ。迷っている場合ではない。東芝が久々に出したリブレットシリーズ、「libretto U100」を、さっさと買わなくてはならない。

 イオンへ。エイデンで見積もって貰ったが、少々高い。納期もかかる。スルー。

 帰宅してから、今朝CSで録画した「宝島」(ディズニーの、1950年の実写映画)を観る。なるほどねー。そこそこ良い映画だと思いますよ。

 90分弱なので、しばしば展開が早すぎ、コクが不足しがちなのは、仕方がない。私は「宝島」の映像というと、これはもう記憶の彼方なのだが、35年くらい前?にテレビで観た、多分イギリス制作の連続テレビ番組の印象が、強烈なのである。強烈といっても、記憶にあるシーンは、僅か2個所だけ。ひとつは、ヒスパニオラ号が宝島を発見して、船員(海賊)たちが万歳を叫んでいるシーン。これはたいしたことはない。もうひとつというのが..

 この物語は、序盤がすぐれている。ジム・ホーキンズ少年が切り盛りしている(といっても、客はほとんどいない)居酒屋に、胡散臭い男たちが、少しずつやってくる。まずは、謎の「船長」。その船長を捜しに来た「黒犬」という名前の男。そして黒犬が(いったん)去ったのちに、「ピュー」というめくらがやってくるのだが..

 ..かつて私が観た連続テレビ番組では、夜、杖で道の脇の塀を、コツ、コツ、と叩きながら、目隠しをした不気味な男が、暗い道を近づいてくる..このシーンが、この姿が、恐ろしかった..そして、ちょうどこのシーンで、「次回につづく」..

 これに比べると、この映画では、「黒犬」も「ピュー」も、さっさと現れて、さっさと用件をすませて、さっさと退場してしまうのである。船員(実は海賊)たちを集め、航海し、宝島に上陸してから以降の冒険譚も、同様に、さっさと進んでしまう。コクが無い..

 ..が、まぁ、いいじゃないか! 「宝島」という物語の素晴らしさは、伝わってくるし!(私はこの小説は、古今東西を通じての最高傑作のひとつとまでは言わないが、ベスト100のうちの相当上位に食い込んでいることを、確信している。まったくもって、もしも、朝(あした)にこれほどの小説を書き上げられれば、夕(ゆうべ)に死すとも可なり、である!)

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*2005年05月27日:ある、ソラ目


 「スカパー!110」誌を埋め尽くしている細かい文字列を追いながら、録画予約をしているわけであるが..「時代劇専門チャンネル」で連続放映されている「雪姫隠密道中記」は、何度見ても、「雪隠道中記」と読めてしまうなぁ..[;^J^]

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*2005年05月28日:「ガメラ」


 ジョーシンへ。万博のDVD(「日本万国博」(GENEON、GNBD-1101))を買う。りそなで金を下ろしてから、コンプマートへ。リブU100を触る。やはり微妙にキーが小さい。キーのサイズがほぼ同じシャープ機と打ち比べても、リブU100の方が小さく感じる。不思議だ。キートップの形状が微妙に違うからか? まぁ、慣れるとは思うが。谷島屋に寄ってから、昼飯は久々に「青空きっど」でつけ麺。ここは美味いよ。

 ツタヤが現在、旧作レンタル半額セールということなので、昭和ガメラの初期3作、「大怪獣ガメラ」「ガメラ対バルゴン」「ガメラ対ギャオス」を借りて、即日鑑賞、即日返却。

 昭和ガメラの「傑作」とされ「聖別」されているのは、この3作であり、これに続く「ガメラ対宇宙怪獣バイラス」「ガメラ対大悪獣ギロン」「ガメラ対大魔獣ジャイガー」「ガメラ対深海怪獣ジグラ」「宇宙怪獣ガメラ」の5作は、まぁ、「お子さまランチ」扱いされている。それは無理も無いのだが..しかし、お子さまランチにはお子さまランチの良さもあるのであって、そこらへんを踏まえてこれら5作を楽しめるかどうかで、オタクとしての懐の深さを問われてしまうのである。試金石なのである [;^.^]。(ちなみに私は、「ガメラ対大悪獣ギロン」が好きである。)

 この後半の5作は、先月だったか、先々月だったか、CSの「チャンネル080」で放映されたのだが、初期の3作はいつまで待っても放映されず、あぁ、やはり(差別とは言わないが)区別されているんだなぁ..と、残念に思っていた。(あるいは、もっと以前に、放映が済んでいたのかも知れないが。)そこで、もう待ちきれないので、レンタルした次第である。

 前回に見たのは、小学生時代である。40年近く前である。だから、記憶は断片的であるか、あるいはほとんどない。「大怪獣ガメラ」は、全く憶えていなかった。あるいはこれは観ていなかった可能性もある。今回観てみた感想としては、まぁそれなりの作品、といったところである。

 「ガメラ対バルゴン」が素晴らしい! 憶えていたのは、僅かに1シーン。南方のジャングルの中で、3人の男が「オパール」を発見する。そのうちひとりの脚をサソリが登っていくのに、もうひとりが気がついたが、彼は黙っている。ひとり死んで、分け前が増えるのを狙っているのである..

 ..亡父が、私の隣りで、「ジャングルに半ズボンで入っていく奴があるか..」、と呟いていたのを、未だに憶えている。また、私は、この映画で「オパール」という言葉を覚えたのであった。

 憶えていたのは、ここまで。あとのシーンは(怪獣バルゴンも含めて)全て新鮮に楽しめたのだが..バルゴンが「舌」を伸ばして、舌先から「冷凍噴霧」を放射するシーンについては、ふんふん、こういう能力の怪獣なのね、と、余裕をかまして鑑賞していたのだが、その「冷凍噴霧」の射程外から、ミサイル攻撃がかけられようとしたとき、バルゴンの背中から「虹」が伸びて、その「虹」で、スタンバイしていたミサイル群を破壊してしまったシーンで、思わず、「おおおーーっ!」、と、歓声を上げてしまった! これは素晴らしい! これだよ、これ! 怪獣映画を怪獣映画たらしめているのは、この「幻想美」なのだ。「怪獣映画」といいながら、ボクシングの亜流みたいな「恐竜映画まがい」しか撮れないアメリカ人どもに、バルゴンの脚の指の爪の垢を、煎じて飲ませなくてはならない。とにかく、「バルゴンの虹」という必殺技の名前の、美しさ!

 「ガメラ対ギャオス」は、もう少したくさん憶えていた。文句無しの傑作である。とにかく、ギャオスのデザインが良い。バルゴンは、「バルゴンの虹」を除けば、デザイン的に見るべき点はほとんどなく、印象に残らない怪獣であるが、ギャオスは、何よりもまず、その異様なシルエットの美しさで、人々の記憶に残ってきた怪獣だといえる。「人喰い怪獣(吸血怪獣)」としての残虐な側面は、この映画ではあまりクローズアップされていないのだが、それは時代(と想定マーケット)の制約だったかも知れない。

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*2005年05月29日:リブU100、発注


 休日出勤。残業は無し。

 久々に「価格.com」にアクセス。「OTTO」という業者に、リブU100を発注。19万円強。代引きだし、まぁ心配はあるまい。確認メールが届いた。おやおや、住所は「チチブデンキビル3F」とある。ほんとかよ [;^J^]。東芝機を買う分には、すっごく安心できるような気が(何の根拠もなく)してきた。[;^.^]

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Jun 2 2005
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