遊園地に出かける、ママ、パンチ、ピンコ、ガムン。乗物はどれも満員で長蛇の列で、到底、乗れそうもない。このまま帰るのはしゃくだから、と、ガムでコーヒーカップを巨大ブーメランに乗せたような物を作る。子どもたちは大喜び。巨大な乗物や施設をたくさん作って、子どもたちをただで遊ばせるが、怒った支配人がこれらを取り上げ、金を取って乗せようとする。試乗する支配人。その時、乗物はガムに戻り、支配人たちは散々な目に会い、遊園地の役に立つものを上げるから、堪忍しておくれ、と謝る。
支配人からのトラック一杯のプレゼントは、全て、くず入れ(「ガムはここへ」)であった。
懲らしめられた大人が小意気な反撃をする、気のきいたオチ。
Last Updated: Sep 12 1996
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