「王家の犯罪」を扱っているからでもなかろうが、実にノーブルな作品である。証拠を積み上げていって、甥殺しの犯人はリチャード三世ではなく、ヘンリー七世である、と実証していく過程は圧巻。書籍派のおたくの夢みたいなものである。[^J^] また、彼の協力者が、「女の子にとっては、去年のヴォーグよりも役に立たない」、と、振られかける一幕もある。[;^J^] これは、書籍派のおたくの悪夢である。[;^O^]
早川ミステリ文庫Last Updated: Jul 15 1995
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