口の中で発砲して死んでいた被害者。どう見ても自殺であるが、手掛かり(手紙の断片と、立ち去っていった謎の女)が妙にわざとらしい点から、擬装であると見抜く。口に銃を突っ込む機会を得られたのは、犯人が医者だったから。傑作と言う程のものではないが、良くまとまった小品である。
"The Second Century of Detective Stories" Hutchinson, LondonLast Updated: Jul 15 1995
Copyright (C) 1994/1995 倉田わたる Mail [KurataWataru@gmail.com] Home [http://www.kurata-wataru.com/]