G・ド・モーパッサン「オルラ」


 どこか奥地に潜んでいて、船に乗ってやって来た(のかも知れない)透明な存在(生物/種族)につきまとわれる。害意ははっきりしないが、殺すことも出来ない。主人公の病的妄想の産物かも知れない。評価のポイントに迷う作品である。作者の精神病が昂じてきた時期の作品と言われてみると、急に凄味を感じてきた。

*『モーパッサン短編集3』新潮文庫


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Jul 15 1995 
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