[嫌いな現代音楽 9]

「ドラミング」スティーヴ・ライヒ



 元来、ミニマルミュージックは好きでも嫌いでもないところに持ってきて、本来のミニマルミュージックからは離れている(らしい)その筋の音楽、という、先入主を抱きようのない状況で聴いた音楽。結果、それは好きでも嫌いでもない音楽ではあった。[;^J^]

 それにしては心地好く聴けるのである。音色のせいかも知れない。これをピアノでやられたら、腹を立てるはずだ。

 結局、音楽の(あるいはリズムの)基本は「繰り返し」であること、フーガ、ロンド、ソナタ、変奏曲、といった様々な形式は、結局は「繰り返しをいかに制御するか」という問題に対するソリューションに他ならないことを、この、「繰り返しと、その変化」のみによる音楽は明らかにしている。

*Elektra Nonesuch WPCC-4088


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Jul 13 1995 
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